様々な国で大事に栽培されているコーヒー。
今回はハワイコナコーヒーについて、カフェ工房のブラジルコーヒー鑑定士に聞いてみました。
ハワイコナ
アメリカ合衆国の第50番目の州であるハワイ州は8つの大きな島と120以上の小島が全長2,400kmに渡って連なっています。
ハワイの各島にコーヒーの苗が植栽されコーヒー栽培に最も適している場所として選ばれたのがハワイ諸島で一番新しく、最も大きい島であるハワイ島です。
そのハワイ島の中でも中央北側にあるマウナケア火山(4,205m)と南側にあるマウナロア火山(4,169m)の西斜面にあるコナ地区が最もコーヒー栽培に適していたことからコーヒー農園が多数作られていきました。
火山性の肥沃な土壌と十分な降雨、午前は温暖な海風が吹き午後には涼しい山風と雨が日中の暑さをクールダウンするといった1日の気温の寒暖差が大きいことからコーヒー栽培に恵まれた環境となっています。
芳醇な香りと濃厚なコクそして上品な酸味が特徴を持ちハワイコナはアメリカを中心に世界的に高級珈琲として高く評価され認知されるようになっています。
ブラジルコーヒー鑑定士 井口周一
November, 2010
※このコラムは過去にメルマガでお届けした情報です。
掲載当時の情報になります。予めご了承ください。