珈琲コラム
2011.01.13
珈琲鑑定士コラムVol.6~ドリップバッグ バラエティセット
様々な国で大事に栽培され、私たちのもとに届いているコーヒー。
今回はドリップバッグコーヒーの利点についてカフェ工房のブラジルコーヒー鑑定士に聞いてみました。
ドリップバッグの良さは1杯分が個包装になっていることでその都度、新鮮なコーヒーを飲むことが出来ます。
ドリップ式のコーヒーメーカーは4~5杯抽出する時には美味しく淹れられ便利ですが、1杯分だけを抽出する場合は味が薄くなるなどの不向きな点があります。
その点ドリップバッグは1杯ずつ淹れる為、余分に淹れることがなく無駄になりません。
器具がいらず、後片付けも楽で簡単便利なコーヒーとして喜ばれドリップバッグを使う方が年々増えています。
レギュラーコーヒーの本格的な美味しさを楽しめることからインスタントコーヒーを飲まれていた方もドリップバッグに替えられる方が増えています。
コーヒーは嗜好品の為、好みがお客様によって分かれるのでカフェ工房では多種類のアイテムを用意し販売しています。
お客様に好きな味のコーヒーを選んで貰えるようにとの思いからです。
13種類をセットにした商品は非常にお客様に好評で多くの注文を頂く人気商品となっています。
最近は、自分の好きなコーヒーだけを飲むと言うよりは色々な種類のコーヒーを飲んでみたいという方が多いと実感しています。
1日の中でも朝・昼・晩と違うコーヒーを楽しむ事ができるのもドリップバッグが使われる理由となっています。
250gや500gのレギュラーコーヒーを買ってペーパードリップで淹れる場合は多種類を同時に楽しむことは難しいですが、ドリップバッグなら可能です。
コーヒーは袋を開封し空気に触れることで酸化が始まり香りも消失していきます。
この点も1杯包装のドリップバッグがレギュラーコーヒーの袋入に対して利点と言えます。
コーヒーは生産地や焙煎度合によって味が変わってきますがマイルドな味わいのものからコク・苦味の強いもの酸味のあるもの無いものなど多様な風味があります。
ドリップバッグは、そうした様々な風味のコーヒーを楽しんで頂ける逸品です。
ブラジルコーヒー鑑定士 井口周一
January , 2011
※このコラムは過去にメルマガでお届けした情報です。
掲載当時の情報になります。予めご了承ください。